
ハイウェイ・プラネタリウム
今夜、現実から逃げ出したいあなたへ。新曲「ハイウェイ・プラネタリウム」をお届け。
深夜の高速道路をテーマにした、80’sフレーバーなシンセウェイヴです。
行き先のないドライブ、テールランプの流れ星。日常を抜け出して、一瞬の自由に浸る解放感を曲にしました。
夜のドライブのお供に、ぜひ。
午前二時 キーを回して
息苦しい部屋から そっと抜け出す
低いエンジン音が 共犯者のよう
行き先は決めないまま アクセルを踏んだ
誰もいない首都高 滑り込んでいく
街の灯りが遠ざかり ノイズが消えてく
お気に入りのBGM ボリュームを上げて
フロントガラスの向こうは もう別の世界
ここはハイウェイ・プラネタリウム
テールランプの流れ星
名前のない星座をなぞって
どこまで行こう
昨日までの私を
全部置き去りにして
このまま世界の果てまで
連れて行ってよ
常識とか 建前とか 窮屈なドレス
脱ぎ捨てるみたいに 窓を全開にした
湿った夜の風が 頬を撫でていく
絡まってた思考が 少しずつ解けていく
オレンジ色のトンネル ワープしてる気分
ループする景色の中で 私は自由になる
ルームミラーに映った 自分の顔を見たら
ほんの少しだけ 笑えてる気がした
走るハイウェイ・プラネタリウム
追い越してく後悔
しがらみも憂鬱なため息も
この光の中に溶けて
夜明けが来るのが少し怖い
魔法が解けてしまうから
もう少しだけこのままで
夢を見させて
海沿いのパーキングエリア
エンジンを切った後の静寂…
遠くの工場の灯りだけが瞬く
世界で一人きりみたい…
ここはハイウェイ・プラネタリウム
私だけの逃避行
夜が明けたらまた日常に
戻らなきゃいけないけど
この一瞬の自由が
明日をくれるから
大丈夫、きっと私
もう少しだけ戦えるはず
さよならハイウェイ・プラネタリウム
空が白んでいく
テールランプの流れ星に願う
「またここで会えますように」
Uターンして戻る道は
少しだけ違って見える
満たされた心を抱いて
朝日の中へ走っていく
[Style of Music]=intro start, synthwave, retro pop, driving bassline, 80s style drums, atmospheric pads, neon-drenched melody, female vocalist
ハンドルを握る。息苦しいあの部屋の空気も、頭の痛い問題も、全部うしろに飛んでいけ。アクセルを踏み込むほどに、心は軽くなる。オレンジ色の光が続くトンネルは、まるで異世界への入り口。テールランプは無数の流れ星。ここは私だけのプラネタリウムだ。行き先なんてない。このままどこまでも走っていたい。潮の香りがするパーキングエリアで一人、遠くの光を眺める。世界はこんなに静かで、綺麗だったんだ。夜が明けたら、またあの窮屈な日常に戻る。でも、この夜のドライブが、私に明日を生きる力をくれる。